Dec 06
2010
感動しました・・
最近読んだ本の中で一番の作品です。
第二次世界大戦中の特攻隊員(零戦)の話です。
歴史の勉強にもなりましたが、非常に人間的で
あったかくもあり残酷な物語でした。
十死零生(絶対に生きて帰ることがない)の特攻隊員の気持ちは、
こんなに平和な時代に生きている僕には
理解できないんだろうと思います。
特攻というと”飛行機ごと敵機に突っ込み、 敵機にダメージを与えて、
華々しく散る”というイメージでしたが、実際はほとんどが敵機に
到達する前に撃墜されてしまうそうです。
そんな無謀な作戦を指揮した当時の軍の上層部と下層部の”命の重み”の認識のずれ。
本当にたくさんの貴重な命がこの戦争でなくなってしまったんでしょうね・・。
あんまり書いてしまうと、まだお読みでない方には面白くなくなってしまうので
この辺にしておきます。
是非、お勧めの一冊です。
by at 08:19