レーザー治療
歯科用のレーザーを導入して3か月が経ちます。
”レーザー”と聞くと少し怖い感じがあるかも
しれませんが、 要は光であり、
波長が少し長いんです。
エックス線や紫外線、赤外線はレーザーよりも
波長が短いんです。
また、特別に怖いものではなく、
レーザー光線を目で見ても、
短時間ならあまり目に影響はないようです。
レーザーの特長としては・・・
炎症や細菌に侵されている箇所を殺菌し、新しい元気な細胞を誘導、
促進するということでしょうか。
簡単に言うと、”バイ菌を弱らせて新鮮な細胞を作る”ということです。
ですから、歯ぐきが少し腫れている状態などでは効果を発揮します。
(歯周ポケットが深い場合は、効果が期待できない場合もあります)
またレーザーは麻酔をせずに組織を切ったりできるので、非常に便利です。
例えば、歯ぐきが腫れて膿がたまっている状態を例に挙げてみます。
今までは麻酔を打って(この状態での麻酔は非常に痛い)、メスで切開をしていたのですが、
レーザーでは 麻酔は必要ありませんし、メスも不要です。
患者さんは痛い思い、怖い思いをせずに膿を出すことができるのです。
これは医療サイドにおいても、麻酔もメスも使わずに済むので非常にエコです^^。
一石が二鳥にも三鳥にもなる優れモノです。
今日はこの辺にしておきますが、レーザーの使用法は多岐にわたります。
最近はなんと顎関節症にも効果があることがわかりました。また報告します。