トップページ »  » 麻酔科時代

麻酔科時代

先日、大学勤務中に麻酔科で一緒に勉強していた精神科の先生から
子供さんの歯に関することでメールを頂きました。

約10年ぶりで非常に懐かしかったです^^。

麻酔科ではいろんなことがあり、大変だったんですが今思うと本当にいろいろ勉強できて
よかったなーと思います。

今日は少し麻酔科での思い出を書いてみます^^。

ホームページにもありますが、大学卒後、神戸大学の口腔外科に入局しました。
研修医を終え、4年目に麻酔科へ半年間出向しました。
(麻酔科と言っても歯の麻酔ではありません^^)

口腔外科には、がん、重度の外傷、有病者、矯正の手術など、さまざまな患者さんが
来られます。

当然、全身のことが分かっていないと看護師さんに指示ができない・・。

全身の勉強をするために、口腔外科から麻酔科へ半年に1人ずつ出向させて
もらえるんです。

麻酔科には各科(外科、内科、整形外科、小児科、精神科・・など)の先生が順番に
研修にやってきて、そのうちの口腔外科の代表として行くのです。

麻酔科の主な仕事内容はその日に大学病院で行われるすべての手術の麻酔(全身麻酔や腰椎麻酔)をかけて、術中に何事も起こらないように管理すること。

徐々に仕事を覚えれば何とかいけるだろう、と安易に考えていたら・・・

1週間も経たないうちに麻酔科の上司の先生から
”じゃ、この患者さん、鎌田くんが担当ね”。

・・・ はい。(え?いきなり?)

必死で勉強して、恥も何もないくらい人に聞きまくり初めての全身麻酔を行いました。

何とか無事に終わったのですが、必死すぎてあまり思い出せません・・^^。
毎日覚えることややるべきことが多くて本当に毎日が大変でした・・。


徐々に仕事にも慣れ、自分がその手術の一部を担っているというやりがいも出てきた頃・・。

またしても上司の先生が当たり前のような顔で
”今日から鎌田くんの下で研修医が勉強にくるから、指導よろしく!”

・・・ は??(うそやろ?)

次に続きます(長くなりそう)。               002 (9)

by   at 08:01
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:

トラックバックはありません