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歯ぎしり、くいしばりについて

少し前の朝日新聞に”歯ぎしり予防にはマウスピースを”というような内容の
記事が出ていたようです。
(私自身は未確認です、患者さんから聞きました)

この影響で最近マウスピースを希望する患者さんが多く来院されます。
(やはりメディアの影響はすごい・・)

実はこのくいしばりや歯ぎしりは歯にとって、とても厄介なものなんです。

難しい言葉で言うと咬合性外傷と呼ぶのですが、かみ合わせの力が原因で
歯がダメージを受けることです。

歯がすり減る
歯がしみる
歯が割れる
歯周病が進行する
顎の骨が隆起してくる


特にくいしばりが原因で歯周病を起こしてしまう人は、非常に治療が難しく、
抜歯せざるを得ないケースが多いんです。

また、くいしばりの人は常に顎に力が入っているので、顎が筋肉痛になり
顎がだるい、痛いなどの症状が出ます。
→顎関節症

こういったケースではマウスピースをすることで、直接歯と歯が当たらないようにして
歯にかかる力を軽減させようというのです。

マウスピースをはめてすぐに、顎が楽になった、肩こりがなくなったといいうことも
よくあります。

心当たりの方はご相談ください。

by   at 19:06
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